【復職保育士が教える】保育士の仕事内容・大切なこと・スキルアップ

保育の仕事で活かせる資格

保育士は、子ども達の成長を見届けられ、やりがいを感じるお仕事ですよね。
一方で保育外の作業や人間関係で大変なこともありますが、子ども達の笑顔で日々癒されますね!

同じ職場で長く働くと、違った職場ではどんな働き方をするのだろう。どのような先生たちがいるのかな。って思ったことはありませんか?
保育士としてスキルアップができる資格、転職したい!と考えている方にぜひ、読んで欲しいです。

あなたは今保育士を目指していますか?
それとももう一度保育士の仕事に挑戦してみようと思っていますか?
現役の保育士さんも今から楽しく働けるステップアップに活かしてみてください!

保育士の仕事内容を簡潔に説明します!

 

保育園ってどんなところ?

児童福祉法の第18条の4では、「保育士の登録を受け、保育士の名称を用いて専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行う」とされています。
簡単にいうと、保育士は0歳から6歳までの幼児を保育する仕事。
安全に気をつけて過ごすことはもちろん、生活知識を身につける場にもなっています。

 

保育園と同じく子どもが通う学校には、幼稚園・子ども園があります。

 

保育園
保育園は児童福祉施設であり、0歳から6歳までが通え、保育士資格が主に必要となります。
保育をするのがメインの施設になりますね。

 

幼稚園
幼稚園は教育施設であり、3歳から6歳までの子どもが通えます。
小学校に向けた準備を主に考え、遊びを通して集団のルールを学ぶ場になります。
幼稚園教諭の資格が求められます。

 

子ども園
保育園と幼稚園を兼ね備えたのが子ども園です。
0歳から6歳までの子どもが通え、保育士、幼稚園教諭の資格を生かすことができます。

0歳から6歳までは人間形成にとって、とても大切な時期になります!
その期間に一緒に過ごす保育者はその子にとってキーパーソンですね!

イメージしてみてください。
生まれたばかりのやっとはいはいができるようになった赤ちゃんからひらがなの読み書きができる6歳児では成長の差が大きいですよね!
もちろん、保育園の生活だけで全てのことが身についた訳ではありませんが、その期間、子どもたちは保育園、幼稚園・子ども園で過ごすのです。

保護者がフルタイムで共働きの場合、保護者が働いている日数同様、働いている時間以上子どもたちは保育園、幼稚園・子ども園で過ごします。
改めて考えてみると長い時間ですよね!

 

保育士の1日の流れは?

7:00-7:30
開園前のお掃除
園児のお出迎え
9:45
朝の会
10:00
クラス別設定保育

11:00〜
昼食の準備・配膳
昼食
片付け・お昼寝の準備

12:00〜15:00
お昼寝
職員休憩・デスクワーク

15:00
おやつの準備・おやつ
お着替え

16:00
帰りの会
16:00〜19:00
園児のお見送り
掃除
デスクワーク

園によって開園・閉園時間は異なりますが、開園から閉園までシフト制の働き方が多いですね。
園によって、フリーの先生がいて補助や欠員の先生のフォローに入ります。
必ず担任を持つ訳ではないんです!

ちなみに私は、欠員の先生のフォローと英語遊びの設定保育の時間だけ現場に出ていますよ!
あっ、それと先生たちの休憩時間の現場フォローもありました!

休憩時間の過ごし方も、各園によって異なりますが、保育室でお昼寝中の子どもたちと過ごすパターンと休憩室が確保されていて保育室とは別の部屋で休憩するパターンがありますね!

 

保育以外の仕事ってあるの?

保育士と言えば、子どもたちを保育する!がメインのお仕事ですが、「保育する」以外に実は作業が色々あるんです。

保育室の環境管理
保育室の環境管理は、子どもたちの安全を保つのに大事なことですね!
季節によって、壁面を変えることで子どもたちも目からの情報で変化を感じることができます。
五感に刺激されますね!

・日誌や個人記録・計画
日誌・個人記録・毎月の保育計画も日々子どもたちと余裕をもって接する準備なのでこちらも欠かせないです!パッと思いついてできることも、以前から考えて行う方が自分の心のゆとりができるんです。
日誌も個人記録も、その子の成長を記録するということなのでとても大切です。

例えば、先週までフラフープが回せなかったが、リトミックで体を動かすことに慣れてきて子ども自身でリズムよく体の動かし方がわかった時にフラフープが回せるようになった!
この子は言葉で説明するよりも自らコツを掴んだ方が良い!

その出来事を記録しておくことで、次年度の先生の子どもに対する接し方に繋がりますよね!
保護者から何か相談された時も記録をみて、アドバイスができたりします。

・研修
研修も自分のスキルアップ、子どもたちの成長に繋がるチャンスです!
自ら受けたい研修も、園に勧められた研修も何かの役にたつかもしれない!と思いながら受けてみてください!
そうすると、インプットの仕方が変わりますよ!

・行事準備
行事準備は、大変ですよね〜 わかります!
でも、日頃の子どもたちの成長を保護者に披露する絶好の機会です!
保護者も子どもたちの成長を感じながら、先生たちへの感謝もあるはず!
そう思うと、子どもたちの準備、会場準備、当日の運営も頑張れると思うので頑張ってくださいね。

・保護者対応
保護者対応は日々の連絡や子どもの様子が変わったことがないかの確認など色々ありますね。
子どもたちから聞く話以外の大事な出来事を話します。大人と大人、人と人の関わりなので、慣れるまでは緊張することもありますね。
どれも子どもたちを保育することにおいて大切な仕事ですよ!

 

 

保育士の仕事をしていくなかで大切にするマインド・能力とは?

保育士の仕事をしていくなかで大切なマインド・能力はたくさんあります。
ここでは、5点ご紹介します!

 

1.ポジティブ思考
どんなことが起こっても常に良い風に捉えていってください!
例えば、絵本を読んでいる時に集中してもらえない。。。
どんなことをしたら、聞いて貰えるかなって考えるチャンスです!

他の先生たちは抑揚をつけて読んでる、子どもの目線に合わせて絵本をもっている、子どもたちが好きな声色を使っている!などなどきっとあるはずです!

あなたに注目される強みを見つけるチャンスです!

 

2.プロ意識
どんな仕事をするにもその仕事に責任を持つこと。
その仕事は、今あなたしかできないことなんだ!と意識してみてください!
保育士は子どもたちから先生って呼ばれますよね!

広辞苑には、先生は「先に生まれた人」「学徳に優れた人。自分が師事する人。また、その人に対する敬称」と書かれています。

なので、子どもたちは先に生まれたあなたから様々なこと学び、リスペクトしているんです。
「先生」と呼んでくれる人に恥じない、という意識をしていくとどんどんプロ意識が高まると思いますよ!

 

3.コミュ力
コミュ力とは、コミュニケーション能力ですね!
保育士は0歳の子どもから子どもたちのお父さんお母さん、時にはおじいちゃんおばあちゃんと接する機会があるでしょう。

子どもたちと話す時と大人と話す時もあなたの話し方、声のトーンで話の内容が心に届くように使い分けて話していくと良いと思います!

 

4.洞察力・臨機応変力
洞察力は、物事の本質を見抜く力です。
臨機応変力は、その時・その場の状況に応じて、適切な行動を取ることができる力です。

保育の現場で、先生が数人の子どもを同時に保育する時があります。

例えば室内遊びの時、子ども達に遊びの説明をした後、子どもの中で「同じおもちゃでも違う遊びがしたい!」と思う子がいた場合、ひとりだけ違う遊び方をすると危険ですよね。

子どもの気持ちを読み取り、違う遊びを取り入れることで子ども達も遊びが変わり、楽しむことができる選択肢の一つですね!

洞察力も臨機応変力も豊富な経験から判断できることではあるので、始めからできることではありません。。。
他の先生や自分の経験を活かし、身につけていきましょう!

 

5.向上心
向上心は、誰かに言われて出てくる気持ちではありません。
自分が理想とする姿に向かって出てくる気持ちですね。

あの時もっとこうしとけば良かったな、と思っているその気持ちを活かしてみましょう!
同じ場面になった時、選択肢が2個3個となるといいですね。

例えば、秋の歌で「とんぼのめがね」しか知らないとします。
「子ども 秋の歌」を調べる・調べよう!と思う行動は、新しい知識を取り入れよう!という向上心からです!

少しでもこれってどうなんだろうと思った時にはグーグル先生に聞いてみることもありですね!

 

 

保育士の仕事をしていて大変だった経験

 

・子どもとの関わり方
子どもとの関わり方は難しいですよね。
実習の時や初めて仕事についた時のことを思い出してみてください。
子どもたちの性格、行動の予想がつかずに困ったことはありませんか?
子どもたちにうまく物事を伝えられず、伝えたい行動と反対の行動があった時はありませんか?

子どもたちも意思があっての行動です。
うまくいかない時は自分を責めずに周りの人に助けを求めていいんです!

あなたのせいでは決してないです。
誰のせいでもありません。

 

・人間関係
職員間でうまくいっていない時も、誰かひとりでも自分のフィーリングの合う人を探してみてください!

それでもダメな時は転職です。

資格をもっているあなたは、同じ保育業界ではどこでも働けるし、違う業界で働くこともできますよ!
自分自身が楽しく働ける場所を探せばいいんです。

 

・事務作業
子どもたちと関わる仕事だと思っていた保育士は意外と事務作業が多くて大変ですよね。
現場いっぱいで作業する時間が追いついていないことを誰かに相談してみることも一つの選択肢に入れてみてください!

働いていると色々大変な時がくると思いますが、誰かに相談し助けを求めることは恥ずかしいことではないです。

そんな気兼ねなく相談できる同僚や友人がいる方は安心して頼ってみてはどうでしょうか?

もうダメになりそうな時は転職して心機一転、リセットして新たなスタートに立つことも選択肢の中に入れてみてください。

 

 

仕事に役立つスキルアップ・資格の紹介

・チャイルドコーチング
チャイルドコーチングって知っていますか?
コーチングって最近耳にすることが増えてきましたね。

チャイルドコーチングとは「子どもの才能や潜在能力を引き出す教育法」のこと。

子どもと長い時間関わっている保育者だからこそ、活かせる資格なんです。

 

・食育アドバイザー
食育アドバイザーとは、食育に関する基礎知識、食育活動ができる民間資格です。

現在色々な園で、子どもたちに食育をしています。

子どもたちにより良い食育をしたい!というあなたにおすすめの資格です。

 

・ベビーマッサージ
ベビーマッサージは、赤ちゃんに安らぎを得ることができ、心地よい刺激が心身ともに発達に良い影響を促します。

オイルを使って行うことが多いですが、洋服の上からマッサージすることもできるので先生と子どもの信頼関係を結ぶ一つの手になる資格ですよ。

 

・保幼英語士
近年、異文化交流をする園が増えてきています。
馴染みのあるのが、英語ですよね。

子どもたちが英語に触れ合える遊びをするのに役立つ資格ですね。
英語が好きな、得意なあなたにぴったりな資格ではないでしょうか?

子どもに関わる資格はまだまだ沢山あります!

自分の強みとなるスキルアップに挑戦してみたい方は、資格取得も一つの選択肢だと思います!

 

まとめ

働くことは人生の一部です。
1日24時間、働いている時間は約8時間、
1週間で168時間の中働いている時間は約40時間。(週5勤務の計算)
40時間は長いと思いますか? 短いと思いますか?

長くても短くてもあなたの過ごす人生なのですから、毎日楽しく過ごしたいですよね!

仕事、職場も楽しいところがいい!って思う人は多いと思います。

楽しいは人それぞれ感じ方違いますよね。

例えば、笑っている時間が多い方がいいと思う人もいれば、何か新しいことについて学ぶ時間を費やすことが多い方がいいと思う人もいると思います。

何か新しいことを始めたい!今悩んでいることを解決したい!と思う人は、ぜひ転職をすることを選択肢に入れて考えてみてください!

でも転職するのは新しい仕事が見つかるか不安。。。仕事を探す時間を作れるか分からない。。。などの悩みは、職探しの仕方を変えるんです!
派遣会社、人材紹介会社は、あなたの希望に沿った職場を提案してくれます。

もちろん今の現状が楽しい人はそのまま楽しみましょう!
もし立ち止まった時にこの記事を思い出してくれたら嬉しいです。

今転職を考えている、スキルアップしたいな、などなどの自分の今後のキャリアの将来に不安がある方、相談チャットにてご相談お待ちしております!
大人の進路相談室、学生の時の気持ちを思い出してお気軽にどうぞ!

あなたが毎日楽しく過ごせてると笑顔が増え、周りもどんどん幸せな気持ちになります。
そんなハッピーライフをみんなで作り上げていきましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました